今日は2020/11/22。





9月の末頃から、1年前のあの日は、と毎日考えるようになった。


2019/9/19の夜のこと。


メンバーと話す勇気が出ず、顔を合わせる前にわざと帰った10/6、17の2回。

を踏まえての、10/19。

10/26.27も東京にいた。


11/4に話してもらったこと、11/8に初めて行った箱、最初で最後のままだなあ。

行けなかった11/13とその対バン相手、


そして、そして。


2019/11/22で、私の世界はビフォーとアフターになっている。






ギタリストがサポートとしてステージ復帰したのが、2019/12/14。


世の中はその後めまぐるしく変わって、


正規メンバーデビューになるはずだった4/4からのイベントが、本当に直前になっての、延期決定。


結局正規メンバーの彼にわたしが初めて会えたのは、8/9のこと。やっとだった。正直サポートとか正規とかもはやどうでもよかった。



この4ヶ月はどうやって生きてたのか、正直あんまり覚えてない。


ライブができるようになってからは、

行けるものは全部行くスタンスを取り戻したこととそもそものライブが多いバンドなせいで

色んな理由で行けないライブもいくつかあった癖に不思議なことに慌ただしく、あっという間に2020/11/22になった。





4月に据え置かれていたときのこのイベントの立ち位置を踏まえると、この日取りは完全に運命。思い出さないわけが無い。






でも



気づいてしまったんだよなあ、2019/11/22までにたくさんたくさん通ったライブで、行くたびに泣くほどだったのは、


その歌を作ったのがあのひとだったからだったって。


ひとつのかたまりのそれぞれがあちらこちらへ別れて、

今もひとまえに立ち続けるふたりのそれぞれの、配信を、ステージを見る日々を一年続けて、


両方のステージをしっかり見れたタイミングで確信してしまった、だからわたしはあのバンドが大好きで大切だったんだって。




片方だけでは、わたしはあの頃のようにはなれない。




善し悪しとかじゃない、11年追いかけたバンドとたかだか数年好きなバンドで、そもそも当たり前に音楽がメンバーが違うのだからこちらの受け取り方も変わって当たり前で、そんなのなんも悪くなくて、今のバンドだって好きなことに違いはないけれど



「今のバンドのファン」を名乗ることは出来ないままだ。






もし両方のバンドが今も生きてたら、

今頃すっかり単純にファンを名乗れていたかもしれないし、

元通りひとつのバンドしか追いかけてなかったかもしれない。







余計なことを考えすぎな自覚は腐るほどある。

失礼かもしれんとは思ってる。



そういうの全部いったん置いたら、

ステージに居てくれることが奇跡みたいだとか、

そのステージがキラキラしてて大好きだとか、

だから安心してみていられるなあとか、

楽器の音が最近よく聞こえてうれしいなとか、

自分のアレンジのとこたのしいのかなとか、

こっちのギターソロ好きだなあとか、

その音の入った音源、早く欲しいなとか、

相変わらず言うことがかっこいいなあとか、

顔もよすぎてちょっとよくわかんないなとか、

あのときから髪の毛は重要ポイントだったとか、

細くなりすぎて意味わかんないけどつまりはそういうとこ見習いたいなあとか



何より、今幸せってことばを聞けて嬉しいな、とか。








今のバンドのボーカルのことも好きだ、

エモーションがバーニングしてるバンドのフロントマン、まさに。

歌は上手いし、ベリーストロングのどだし、グッズ持ってるの見ては声掛けてくれるし、常日頃の企画も、ファンのことまでよく見てくれてるんだなと思う。健康だけは心配。



今日の最後のMCで、「1年前はこんなことになってると思わなかった」話をギターのひとに振ってくれたのは

バンドとしての表明もあるけど、

あれが聞けて嬉しかったファンは私以外にも絶対いただろうな。そういうとこ、と思う。


そういうひとがつくったバンド、そういうひとのところに集まったメンバー。


だからここで良かったし、

ここじゃなきゃもっと嫌だったろうな。




ファンの立場でいまを受け入れるには

やっぱり演者側がそうであってくれることが重大で、


だから弾き語りのひとがキャスで話してくれることやワンマンがとても良かったこと、彼自らが今のバンドを応援していること、


元のバンドのドラマーさんからもらった言葉、


今のバンドのボーカルの人がライブで彼を紹介するたびに溢れるほどの愛を感じること、




2019/11/22に見たライブと、そのあとにもらった大切な時間、それから12/14以降のすべて。








前のバンドくらいのめり込んでずぶずぶに浸りたい気持ちもありつつ


あの時は自己投影しすぎたり思い入れが変に強すぎてなんだか上手く応援できなかった自覚もあるから、今の距離感の方がなんなら健全な気もしているし











































全部が矛盾するような気がして、

いまを全肯定出来ないような気がして、

そんな自分を許せないでいる


けど



書きながら思った、

もしかしてこれ含めて全部持っていけたらいい。


一方向の変化じゃなくて、行きつ戻りつしている自覚はある。










「それでも」








それでも。



























でもやっぱり余計なこと考えすぎな気はする、基本のスタンスがおもたすぎるんだよな〜〜〜〜〜〜〜〜推しと関わりのない趣味の1個や2個くらいほしいところだわ。